僕が民家再生・リノベーションを
志すようになったのは、学生時代に
欧州をバックパッカーで旅をしている時に
建造物が昔ながらのままに保存されつつも
中に入ると現代の内装になって、
活用されている事に感動したからです。
日本でも同じように
今ある建物を活用して保存していく設計が出来たら
その建物を利用する人や街を歩いている人たちは
楽しくなるのではないかと思ったのです。
日本でも、同じように歴史的建造物を使いながら
保存している建物は各地であります。
例えば、和菓子屋さんだったり、酒屋さんだったり。
でもまだまだ、ほんの一部でしかありません。
ほどんどが、解体されてしまっているのが現実です。
やはり、その地域にあるものを残して活用すると
これまでの時間の経過や地域の歴史を少なからず
感じることができるのではないかと思います。
その感じることがその街を歩いている人達や
建物を利用している人達に楽しみを与えるのかなと思います。
少しでもそのお手伝いがしたいと思っています。