もう12月になり年末ですね。
今日は左官屋さんの外壁仕上げを紹介します。
左官屋さんの外壁仕上げと聞いて、
パッと思い浮かぶのは、漆喰塗だと思います。
しかし今回は、漆喰塗ではなく、
火山灰を原料とした材料で仕上げました。
しかも、鏝でキチッと押さえた仕上げでなく、
表面をガリガリと粗く削ったかき落し仕上げです。
まずは、下塗りの上に仕上げ塗をします。
仕上げ塗をして、半乾き状態になったら、剣山のようなブラシで
表面をガリガリと削っていきます。
一通り削り終わったら刷毛で表面を均して完成です。
鏝でカチッと仕上げるのも表面がツルっとしてかっこいいのですが、
かき落し仕上げのように表面に凹凸の表情をつけると、
陰影が出て、建物を見たときに立体感があってかっこいいです。
その表情も職人の手仕事だから味わい深くなります。
この物件ももう少しで完成です。