先週末、足助・明川自治区に残る
農村舞台を見せてもらいました。
何と!嘉永五年(1852年)の棟札が残っていました。
今から168年前に建てられたもの。
江戸時代末期に建てられ、この地域の文化を培ってきた建物。
農村舞台の凄い所は木造でこの間口に柱がないということ!!
この間口の開口部を支える大きな梁!
屋根は今となっては鈑金葺きとなっているが、元々は茅葺き屋根。
そして、これらの木組みを支えるのが大工の技術。
もちろん、舞台というので奈落の底なるものがありました。
ちゃんと地狂言(歌舞伎)などを上演できるように作られているのですね。
ちょっとした仕掛けや工夫もあり、
いつも伝統建築物を見ると昔の人の知恵に驚かされます。
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