先日、豊田市小原地区の
川見町にある薬師寺さんで
とよたまちさとミライ塾2019の第3期に
プログラムを開催いたしました。
このプログラムでは、川見薬師寺さんの蝦虹梁について
建築的な視点からの解説と
お寺の説法的な視点からの解説を
聞くことができます。
川見薬師寺さんの蝦虹梁は
龍の透し彫りが使われています。
実は、これがなかなかお目にかかることのない蝦虹梁なんです。
虹梁・蝦虹梁でよく見るのは、
下の写真のように唐草や雲などを型取った彫刻です。
そして、川見薬師寺さんの蝦虹梁は
昇り龍と降り龍の対になっているのです。
いわゆる、阿吽の呼吸と言われる関係なのだとか…。
私も説法的な視点からの解説には
『へぇ~』、『ほぉ~』の連続でした。
参加者さんのアンケートには
『身近にすごいものがあるのを再発見できた。』
『建築家、お寺の方の両方の話を聞くことができ、
とても分かりやすい話で、本当におもしろかったです。』
このようなご回答をいただきました。
日本建築の魅力、豊田市の魅力を
感じてもらえて、僕も嬉しい気持ちになりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。