このブログでも何度か登場している
『工事監理』は現場監督さんがやるのではないかと
みなさん思うのではないでしょうか?
今日は現場監督さんのおこなう『現場管理』と
設計士のおこなう『工事監理』について書こうと思います。
まず、文字にすると『監理』と『管理』で
漢字の違いに気が付くと思います。
『管理』を調べると、
『組織体の目的活動を推進するには、
人員、物品、資金、情報などの諸資源を調達し、
(中略)活用するための諸制度を整備する』とあります。
その言葉とおり現場監督さんの『管理』は、
主に現場で必要な材料や職人などを
工事工程に合わせて段取りしたりしているのです。
『監理』を調べると、
『物事を監督、取り締まること』とあります。
設計士の『監理』は、
『設計図面と照合し、それが設計図面のとおりに
実施されているかいないか、誤ったやり方で工事を
していないかを確認すること』です。
ですから、同じ『かんり』でもやっている事は、
全く別のことなんです。
この『監理』があるからこそ、防げる不備な工事もあるのです。
これから住宅や事務所などを計画しようと思っている方、
もしくは計画している途中の方で気になられた方は、
一度お問い合わせください。もちろん、問い合わせたからと言って
風とガレで設計しないといけないことはありませんので、
ご安心ください。