今年3月に計画の相談を受け、
6月末の建築基準法改正案施工日に合わせて、
豊田市旭地区(豊田市槙本町)で
空き家を地域密着型デイサービスにリノベーションした
『地域密着型デイサービス あんじゃない』が
先週末の内覧会を終えて、
いよいよ10月15日火曜日にオープンします。
それが、新三河タイムスさんにも掲載されました。
また、新三河タイムスさんの粋な計らいで、
同日号に私のことも掲載して頂きました。
これから中山間地域だけでなく、
都市部でも空き家の問題は出てくると思っています。
空き家を活用して、地域が元気になれるように頑張ります。
今年もこの季節がやってきました。
そう!『とよたまちさとミライ塾2019』!!
一昨年、昨年は足助にて、
日本建築のおもしろポイントや
日本建築の屋根についていろいろ解説をしながら
街歩きをするイベントでした。
今年は豊田市小原地区にある川見薬師寺さんにて
社寺建築の見所の一つである虹梁について話をする予定です。
そして、その虹梁に彫られている昇り龍・降り龍の意味についても
川見薬師寺さんに解説してもらいます。
社寺建築などは普段では見ることがないと思いますが、
京都や奈良に旅行でいくと社寺建築を見学すると思います。
このミライ塾で話を聞くと、
今までだと何気なく見ていたポイントも
楽しく見てしまうこと間違いなし!
申し込みはこちらから ↓
『川見薬師寺・虹梁の昇り龍を建築家と一緒に自然の法則から学ぶ』
ぜひご参加ください。お待ちしております。
いよいよラグビーワールドカップ日本大会が開催されましたね。
今大会のキャッチフレーズ『4年に一度じゃない。一生に一度だ!』が、
まさにその通りだなと思い、先日豊田スタジアムでの
ウェールズ VS ジョージア 戦を長男と行ってきました。
チケットはとても日本だな~と思うようなデザインになっており、
僕はこのチケットが気に入っています。
キャッチフレーズに共感した部分と僕のもう一つの経験が
ラグビーワールドカップの試合を観に行く気にさせました。
どんな経験かというと、学生時代に1年休学を取って、
欧米の建築物を観て周る旅をした時のことです。
イタリア・ミラノのユースについて受付に並んでいる時に
日本人の旅行者が多くいて、話をしていると
どうやら同時中田英が所属するローマとインテルの
セリアA の試合があることが分かったのです。
実は僕、野球少年だったのでサッカーには全く興味がなく
サッカー観戦何て行く気なし!!だったのですが、
他の日本人旅行者みなさんから何が何でも言った方が良いと
勧められ、『そんなもんかな~。』と思いながら行きました。
ところが、何と!何と!イタリアと言えばサッカーワールドカップで
何度も優勝するような国です。
サッカーを知らない僕でも観ているだけでその凄さが分かるぐらい
レベルの高い技術で感動したのです。
世界レベルというのは、知識では測れない凄さがあるというのを
体験していたので、今回のラグビーワールドカップでも
その感動、凄さが味わえると思ったからです。
やはり、その期待を裏切らない試合内容で、
長男も大興奮していました。
残りの試合はテレビ観戦となりますが、
しばらくの間、テレビから離れれないですね。
あぁ、ニュージーランド代表のハカが生で観たい!!
実は、私は美術館に行くのが好きなんです。
中でも豊田市美術館は私のお気に入り美術館の一つです。
学生時代に1年休学を取って、
バックパッカーをしながら
欧米の建築を見て回っていました。
その時、美術館建築を見る機会が多かった為、
たくさんの美術作品も見ることができました。
それから、美術に興味を持つようになったのです。
豊田市美術館は近いことと建築としても
バランスの取れた素敵な建築なので、
時間を見つけて美術館に行ったりします。
豊田市美術館では10月14日まで、
クリムト展が開催されています。
それもあり、先日豊田市美術館に行ってきました。
素敵な作品を見る時は、この作品を作成している時に
作者がどんな思いを込めて作ったのかなと思いながら
観ていると鑑賞にひたることができます。
こんな時間がとても好きなので、
美術館に行くのが好きなんです。
実は、一番下の子どもも年少になったこともあり、
遂に念願の豊田市美術館の年間パスポートを購入しました。
これから、美術館に行くのが楽しみになりました。
今回は7月のブログに掲載しましたパパレンジャーの続編です。
パパレンジャーは全5回のイベントで
申し込みをすると約2ヶ月に1回のイベントに参加できます。
先日9月のイベント『パパラトゥーン』に参加してきました。
『パパラトゥーン』とは、簡単に言うと
リアル・スプラトゥーンですね。
パパと子どもの親子を4つのチームに分けて、
水鉄砲で色水を掛け合うゲームです。
写真を見てもお分かりの通り、これはもう子ども達はもちろん
パパさん達も子どもですね(笑)。
家の庭で子どもとこんなことをやると怒られちゃいますよね。
でも、それが出来ちゃうのがパパレンジャーなんです。
たくさんのイクメンパパと交流を持てる
貴重な親子イベント!
仕事も子育ても一生懸命にやっています。
この後、パパレンジャー最終回の実行委員の募集がありましたので、
迷わず立候補しました。
今年も、子ども達が思いっ切り楽しめる最終回になるように
仲間のパパさんと頑張ります!!
先月末に一級建築士の一次試験(学科試験)が終わって、
今月初めから二次試験(製図試験)に向けての講義が始まりました。
実は、私は一級建築士の二次試験対策の
講師もやらせていただいています。
今は図面を手描きですることはほとんどないため、
まずは図面の描き方から指導しているのです。
現代は CAD という便利なツールがありますからね。
久しぶりに私も手描きの図面を描いてみました。
一度身につけた技術は、簡単には失われないですね。
スピードは遅くなっていましたが……(笑)。
プロ野球の世界でもよく聞く話ですが、
選手として活躍した人が必ずしも良い指導者になる訳ではないのです。
要は、いかに上手く伝えるかということになります。
当然、知識や技術は持っていなければなりませんが、
それを伝えることができなければ、指導者としてはダメなのです。
まず次回の講義の内容を確認して、どう話をしたら受講生に伝わるようになるか、
一生懸命考えて準備をします。
これはお客様と打合せするときに、お客様に理解してもらうため、
納得してもらうために色々と準備することと同じですね。
『伝える』技術を磨いています。
豊田市にある魅力ある建築パート2!!
先日豊田市旧藤岡地区を車で走っていると
なっ、なっ、何とも面白い形をした
納屋を発見!!
パッと見て目に付くのが、
2階への直通スロープ!!
納屋だけにモノを色々収納する建物ですが、
重たい荷物を持って階段を上がるのが大変!!
ということでできたのが、このスロープと思われます。
考えればごく普通の発想なのですが、
実際に見掛けることが少ないアプローチですよね。
そして、もう一つの素敵な日本建築の特徴は、
軒下のスペースを広く取りたい!!
だけど、柱が建つと邪魔になるから、
柱を建てないで、軒下を広くする方法を考えたら……
写真のような形になりました!!
これはこの地域だけでなく、他の地域でも
見ることができる日本建築の形です。
軒下を広くするために、敢えて曲がっている木材を
見つけてきて使っています。
その為、右と左の形が全く違う!!
昔は近くの山の木を使って建てているから、
同じような形の木材にはならないのですね。
これがまた味のあるファサードになっていますね。
まだまだ豊田市には魅力ある日本建築が見つかる予感!!
また見つけることができましたら紹介しますね。
部屋と部屋を仕切る時には、
壁を床から天井まで建てて仕切ります。
しかし、その分窮屈感や圧迫感が
どうしても出てしまいます。
その窮屈感や圧迫感が出ないように
仕切る方法はいろいろありますが、
木格子を使う方法もその一つです。
木格子は部材のサイズや配列によって、
見え方は変わってきますが、
見える範囲は皆さんが思っている以上に、実は狭いです。
格子の真正面に立っても、端の方に行くほど
部材側面が見えるようになり、
見えるすき間が狭くなっていきます。
まして、斜めから見るともっと見える範囲は
少なくなります。
反対側の様子が全く分からないほどは
仕切られていないけれども、どんな事をしているか迄は
分からない程度には仕切られています。
この様に、視線が奥まで届く部分があると
私達は窮屈感や圧迫感を感じなくなるのです。
事務所では応接コーナーなどは壁で仕切ると
狭くなったり、閉塞的な空間になりがちです。
また、住宅でもリビングなどに
お子様の勉強コーナーを設けたが、
丸見えで、開放的過ぎて落ち着かない場所になったりします。
こんな時に、ゆる~く仕切るには
木格子などは有効に使えますよ。
先月末に、キッチンの背面収納家具を納めてきました。
既設の家具は食器棚で一部に吊戸棚があるだけで、
後は床から1.0m位の高さの戸棚でした。
これでは、上の空いた空間がもったいないことと、
家族が増えて、収納するものが増えたことで
新しいキッチンの背面収納棚の設置を考えるようになったそうです。
しかし、メーカーの食器棚では、
幾つか形式の違う棚を組み合わせて注文するセミオーダー家具になる。
その為、全部を自分たちの思う様にできない為、
なかなか話が進まなかったそうです。
今回話をいただいてから、お施主様と3、4回打合せをして
お施主様の要望を目一杯盛り込んだ家具がこちらです。
下段の収納棚は長さ約2.6mのカウンター収納棚。
カウンターの下は全て引出しタイプの収納になっていて、
収納するものに合わせて深さを変えています。
カウンターも十分の長さがあるので、家電を置いたり、
毎日使う物などは度々収納するよりもカウンターで整理して置けば便利。
吊戸棚も長さ約2.6mあり、高さ約90cmもある大きな収納棚。
今までは空いていた空間で、何もできなかったスペースが
マルッと収納スペースとなり、大活躍の予感です。
家具の色も、キッチン廻り全体の雰囲気と
お施主様の好みなど、打合せをして決めました。
設置されると出しゃばりすぎず落ち着いた雰囲気となって、
お施主様にもキッチン全体の雰囲気の良さに喜んでもらえました。
やはり、これから長い年月の間、使う家具となるので、
一緒に考えて自分たちの思う使い方のできる
造付家具が選ばれたのだと思います。
普段の生活で収納スペースを
もう少し何とかしたいとお考えの方、
一度、風とガレにご相談ください。
もちろん相談だけして、ご依頼しなくても大丈夫ですよ。
『お父さんが子育てを楽しめば家族が笑顔に!!』が
合言葉の豊田市男性保育士連盟によるイベント・パパレンジャーに
三男と参加してきました。
パパレンジャーと言えば、一昨年次男と一緒に参加して実行員として
最後のパパレンジャーのイベントを盛り上げました。
それから早いもので1年が経ったのですね。
今年はようやく三男が年少組になり、参加できるようになりました。
久しぶりにメンバーにも会い、懐かしくなりました。
このパパレンジャーに参加すると、
息子と一緒にゲームに参加するので、
息子とのきずなが深くなります。
また、他の子育てパパさんとの交流ができるため、
いろいろな子育て話や相談ができます。
今年のパパレンジャーでも実行委員をして、
少しでも子育てするパパさんが増えることと
子育てが楽しくなるパパさんが増えることを目指して、
頑張りるぞ~!!
早速、三男はパパレンジャーが楽しかったようで、
参加してもらったパパレンジャータオルがお気に入り!
この日は、一日中離さず持ち歩いていました。
もちろん普段の子育ても頑張るぞ~!
先日、愛知県犬山市にある国宝・犬山城へ行ってきました。
犬山城も7月半ばから修理工事が始まるということで、
足場で囲まれる前に久しぶりに見ておこうとなった訳です。
国宝指定されている5城があり、犬山城はその一つです。
犬山城以外の国宝に指定されている城郭は、
世界遺産でもある姫路城、「烏城(からすじょう)」の別名を持つ松本城、
様々な破風があり見ごたえのある彦根城、2015年7月に国宝指定された松江城です。
その中でも犬山城は現存する最古の様式の天守閣だそうです。
天守閣と言えば、やはり天守からの眺めが楽しみですよね。
天守まで登っていく途中の窓から外をのぞくと……。
この地方ではあまり見かけることのない平袖瓦をみつけました!!
関西地方ではよく見かける袖瓦です。
また、普段では見かけることがないのは、鬼瓦の裏側。
実は中身は詰まっていないです。
結構マニアックな所ですが、日本建築は地方の特色が
たくさんあるので、見比べてみると楽しいですよ。
因みに、今一番行って見たい城・城跡は、
兵庫県にある竹田城!!
天空の城と呼ばれる雲海の中に立ってみたいです。
最近雨が続きますね。
九州の方では豪雨でたくさんの方が
避難されていると報道されています。
何事もなく無事に梅雨が明けると良いと思います。
降りすぎは困るのですが、空梅雨も困りますよね。
現場も、雨によって工事の進捗具合が左右されるので、
工程の管理が大変です。
今朝、事務所周辺では雨が上がっており、
キレイな紫陽花を見ることができました。
紫陽花には梅雨の雫が乗っていて、
とても気分のよい季節を感じました。
普段の暮らしの中で季節感を持てる設計をすると
楽しみが増えるなと改めて思いました。