旬の野菜を先取り!今日は赤ピーマンを使った料理。2020年04月24日

以前と言っても、約1年前になりますが、

 

小松菜料理のブログ記事を書きました。

 

その時にもお話ししましたが、

 

仕事を離れて家に帰ると3男児のパパなんです、実は。

 

そして、僕は台所担当!!

 

料理はいろいろな感覚で楽しめるのが良いですよね。

 

味(味覚)・見た目(視覚)・香り(嗅覚)・歯ざわり(触覚)・音(聴覚)!

 

これらを全部一度に楽しめる料理を作るほどの腕はありませんが、

 

可能な限り楽しめるように頑張っています(自分の好みですが)。

 

 

 

今日は、ちょこっと旬より早いですが赤ピーマンを紹介します。

 

僕が赤ピーマンを好きなのは、栄養価などいろいろ理由はありますが、

 

何と言っても色がキレイ!!

 

艶々した赤色は緑ピーマンと合わせると更に色が引き立ちます。

 

 

そして、栄養価もビタミンA、C、Eが豊富なんです。

 

それらの相乗効果があって、美肌効果・血液サラサラ効果・免疫力アップなどが

 

期待できるようです。

 

 

 

今回は、鶏肉のうま煮に赤ピーマンを入れてみました。

 

ちょっと写真が暗い……。

 

少し加熱しすぎて、色にハリが若干ないですね。

 

次こそは、ハリのある色合いになるように頑張るぞ。

 

今年に入ってから新型コロナウイルスが世間を騒がせていますね。

 

いろいろな対策が言われていますが、

 

免疫力を上げることもその一つだと思います。

 

しっかり食べて、頑張りましょう!!

 

 


日本建築の代表的屋根の一つ檜皮葺きについて2020年04月14日

日本建築の屋根には色々な種類があります。

 

現代の屋根は、瓦葺き金属(板金)葺きがほとんどです。

 

しかし、社寺建築をみると檜皮葺き杮(板)葺きがみられます。

 

杮(板)葺きについては、先月足助城に行った時のことを

 

ブログ記事にした時に紹介しました(山城の足助城を見学してきました)。

 

 

 

今日は、もう一つの檜皮葺きについて紹介したいと思います。

 

豊田市の隣の岡崎市にある瀧山寺・本堂が国の重要文化財に指定されています。

 

その本堂の屋根が、檜皮葺きです。

 

 

 

檜皮葺きは、読んで字のごとく桧の樹皮です。

 

樹皮と言っても一番外側いちばんのゴツゴツした『鬼皮』、

 

真ん中の『真皮』、一番内側で木質に接する『甘皮』に分けられ、

 

檜皮葺きで使用されるのは、第二層目の『真皮』です。

 

その真皮を少しずつズラしながら竹で作った釘で留めていきます。

 

 

 

檜皮葺きの歴史を見ると七世紀後半に登場していた記録があります。

 

ただし、現存する檜皮葺きの屋根は最も古い例でも

 

十五世紀の半ばまでしかさかのぼらないようです。

 

瓦は中国から伝播した技法ですし、茅葺きはヨーロッパにも

 

類似を見出せるようです。

 

しかし、樹皮を用いる屋根葺工法は他にはない、

 

日本独自のもののようです。

 

そして、檜皮葺きの魅力は何と言っても、あの曲線美です。

 

 

ゆったりとした優雅な感じのする曲線

 

作り出す素材はありません。

 

有名な建築物で言えば京都の清水寺ですね。

 

ぜひ観る機会がありましたら屋根の優雅さも

 

注目してくださいね。

 

 


山登りをして、運動不足解消になったかな。2020年04月08日

先日、小春日和の良い天気だったので、

 

長い春休みの子ども達と僕の父、僕とで

 

猿投山に登ってきました。

 

長い春休みでしたが気分的に外に出にくかったため、

 

子ども達も家の中で過ごすのに飽きていました。

 

また運動不足気味でもあったので、

 

猿投山に登ろうとなったのです。

 

 

 

 

 

 

猿投山に登るのは小学生の時に登って以来!

 

子ども達は元気にサッサと登っていくのですが、

 

僕と父はゆっくり、ゆっくり体に無理しない程度に。

 

登る時に使う筋肉は普段使う筋肉とは別ですね。

 

何となく分かっていたことではありますが…。

 

それでも、山頂に着くと気分が良いですね。

 

やり切った達成感という感じを持てます。

 

 

 

山頂からの眺めも素敵です。

 

また、頑張ろう!!という気分になりました。

 


今度は左官体験を自宅で子ども達とやってみました。2020年03月30日

春休みとはいえ、学童保育に行かせてばかりでは、

 

何も変化のない日々になってしまうので、

 

本日から1週間ほど子ども達と過ごしたり、

 

おじいちゃんおばあちゃんにお世話になったりして、

 

春休みの実感を持ってもらおうと思っています。

 

 

 

初日の今日は、自宅で左官体験!!

 

一昨日に長男が突然、壁塗りをしたいと言い出したのです。

 

以前テレビで見ていた『職人ワゴン』の

 

左官職人の真似事がしたいのか?と思ったり…。

 

しかし、それも面白いと思ってやってみました。

 

 

 

僕も仕事柄現場で左官職人の作業を見たり、

 

サラリーマン時代にイベントで左官体験コーナーを

 

開催したことがあるものの、実際にやったことは無いので、

 

見よう見真似で子ども達とやってみました。

 

左官職人が鏝台から鏝を使って漆喰や珪藻土を

 

壁に塗り付けていますが、やってみるとなかなか難しい。

 

また簡単には平滑にできないことは承知していましたが、

 

隅々まで珪藻土を塗り付けることも難しかった(当たり前ですね)。

 

 

 

子ども達は、途中で他の遊びをするのかなと思っていましたが、

 

最後の片づけまでしっかりやって、『もっとやりたい!』

 

と言ったことにはビックリしました。

 

出来栄えは問題ではなく、自分で作業をした物が形となっているのが、

 

良いのではないかと思います。次回はいつにしようか相談中です。


多種多様な時代にあやかって、ホワイトデーを花にしてみました。2020年03月27日

僕たちが子どもの頃に比べると

 

最近は、いろいろな発想や考え方が増えていると思います。

 

もう2週間ほど前になりますが、

 

ホワイトデーを花束で贈りました。

 

 

僕たちが子どもの頃、バレンタインデーといえばチョコ!

 

ホワイトデーはクッキー!が定番でした。

 

バレンタインデーのチョコはいまだその傾向は強いですが、

 

ホワイトデーはクッキーではないモノもよく見る気がします。

 

これは私の勝手な感覚ですが………。

 

大切なことは、気持ちを伝える事です。

 

それが、クッキーなのかチョコなのかそれとも別の物なのか。

 

ただそれだけ。実にシンプル!!

 

そう考えると、花束でも良いですよね。

 

花を贈って、飾ってみて感じたことですが、

 

 

普段の生活の中に花があると気持ちが豊かになる気がします。

 

頭で分かっていてもなかなか行動に移らないですが、

 

何かのきっかけで、やってみると大いに実感することでした。

 

毎日は大変なので、月に一度花を買って食卓に飾ってみよう。

 

季節によって花も変わるので、楽しみです。


山城の足助城を見学してきました。2020年03月16日

愛知県には国宝・犬山城や

 

名古屋城など立派な天守閣と

 

言われるお城があります。

 

今回は、そんな大きなお城ではなく

 

山城・足助城に行ってきました。

 

 

 

 

山城とは、山地を利用した城をいいます。

 

このお城は発掘調査の結果15世紀後半から

 

16世紀後半の痕跡が見つかったそうです。

 

当初は、軍事空間的な役割のみが強かったです。

 

天守閣の様な派手さはないものの、

 

ドッシリした地に根差した雰囲気がありました。

 

そして、風とガレが注目したのが…… 屋根仕上げです。

 

 

 

薄くはいだ板を重ねて仕上げる杮葺きです。

 

板の大きさは、それぞれですが30cm ×30cm で

 

厚み4.5~6mm 程です。

 

そして材質は、耐久性のある木、水に強い木、はぎやすい木として

 

杉やさわらがよく使われているようです。

 

この杮葺きは、小口などを鉋で仕上げるため、

 

とても優雅な印象になります。

 

山城のドッシリとした中に、

 

杮葺きの優雅さで見た目の印象を

 

重々しいものにならない様にバランスが取れています。

 

犬山城や名古屋城とはまた違った味わいのあるお城でした。

 

そして帰り際に、山城・足助城のお城印もちゃんと購入しましたよ。

 

 


鍛冶屋体験を足助でやってきました。2020年03月06日

足助で鍛冶屋の体験ができる!!

 

と言う事で行ってきました。

 

鍛冶屋と言うと鉄を熱して、

 

赤くなった鉄を金槌で叩いて

 

成形する作業を思い浮かべると思います。

 

そして、誰しも一度はやってみたいと

 

思うのではないでしょうか。

 

実は僕もその一人です。

 

それが体験できると聞いたら、

 

やるしかないですよね。

 

ということで、実際にやってきました。

 

 

 

どうせなら、子ども達にも体験させてやりたくて

 

一緒に行ってきました。

 

鍛冶の体験では、5寸釘をペーパーナイフにしました。

 

まず初めに、釘を熱します。

 

 

釘が赤くなったら、一気に叩きます。

 

ことわざにもあるように、

 

『鉄は熱いうちに打て』まさしくその言葉通りです。

 

 

 

そして、鉄を成形するのは叩くだけではありません。

 

捻じったりもするのです。

 

 

 

とは言え、素人がやっているので、

 

最終的にはプロにバランスを整えてもらいます。

 

 

そして、砥石で研いでもらったら完成です。

 

 

 

取手部分の捻じれ加減も、子どもによってそれぞれですね。

 

それが手造りならではなのかもしれません。

 

なかなか出来ない体験で僕も子ども達も

 

とても楽しい時間でした。


僕の原点はここにあります。2020年03月02日

先日、恩師である建築家・藤岡龍介氏の

 

著書『町家の知恵、美しい暮らし 住み継ぐ』を読みました。

 

 

その中に、下記の内容を見つけました。

 

『町の変化は致し方ないが、

 

せっかくの歴史と文化のある風景が、

 

どこにでもあるような町並みに変わるのは忍びない。』

 

これは、僕がアメリカ東部・ヨーロッパの西洋建築を

 

観て回る旅をして、ヨーロッパの町並みを観て感動し、

 

日本で民家再生・リノベーションを志すことを決めた時と

 

同じ心境が綴ってあった。

 

また、次のようなことも記載されていた。

 

『家は一軒の価値だけでなく、

 

町並みをつくる重要な要素である。』

 

これは昨年、中日新聞に掲載された時に

 

風とガレが話していた中に似た内容がある。

 

 

恩師・藤岡氏のもとを離れて12年目になる。

 

しかし、その時の教えていただいた本質はいまだに自分の中に

 

残っている事を再確認できた。

 

これからも、この気持ちを持ち続けて頑張るぞ!!


子育て戦隊パパレンジャー・実行委員もやってみました。2020年02月18日

『お父さんが子育てを楽しめば、家族が笑顔に!』

 

合言葉の豊田市男性保育師連盟のパパレンジャー

 

実行委員を今年度やってみました。

 

 

今年度と言っても実際の活動は、10月から始まって1月下旬で終わりました。

 

パパレンジャーは幼児とパパが一緒に遊ぶイベントを全5回企画されています。

 

その最後のイベントを参加者のパパさんの有志が実行委員になって企画します。

 

毎年この最後のイベントのテーマは、

 

『家ではできない遊びをやる!!』です。

 

一言で言うと『いたずら心』を満たしてくれる企画です。

 

 

 

僕が担当した企画は、『ピニャータ割り』。

 

家の中でスポンジ棒を振り回して遊んでいたら怒られちゃいますよね。

 

そんなこと気にせずに思いっ切り振り回して、叩いて、割って……

 

中からお菓子が出てくる!!

 

子ども達にとっては最高に楽しい時間だったと思います。

 

正直、僕もやりたかった……。

 

実は僕、結構子どもと遊ぶのが好きなんです。

 


とよた会議でスピーカーやってきました!!2020年02月14日

『豊田をもっとオモシロくしたい!』という人が

 

”あつまり”・”つながり”・”ひろがる”場の

 

とよた会議でスピーカーをやってきました。

 

豊田市で色々な活動をしている人達って

 

実はい~っぱいいるんです。

 

そんな人達が集まって、どんな活動をしているか

 

どんな想いを持っているのかを話をして、

 

交流できる場なんですね。

 

 

 

 

私、風とガレも空き家をリノベーションして

 

活用する事で地域を盛り上げていこうという想い

 

熱~くスピーチしてきました。

 

 

 

スピーチした後は、僕以外のスピーカーの方や

 

話を聞いていただいた参加者さんと

 

お互いの想いを聞いたりして、

 

新しい出会いがありました。

 

 

 

3月8日(日)に、豊田スカイホールで

 

『WE LOVE とよたフェスタ』があります。

 

そこでも、世界一ワクワクする楽しいふるさとを目指す人達

 

たくさん集まって展示や発表をします。

 

こんなたくさんの人達がいる豊田市はこれからが楽しみです。

 

もちろん、『WE LOVE とよたフェスタ』

 

風とガレも豊田市にある魅力ある日本建築の紹介をパネル出展します。

 

ぜひ見に来てくださいね。


茅葺き屋根の裏側(屋根裏)に潜入!!2020年02月07日

今はほとんど見ることがなくなった

 

茅葺き屋根ですが、実は……。

 

茅葺きを板金で囲っているだけで、

 

その裏側はまだまだ昔の茅のまま残っているのですよ。

 

今日は、その茅葺きの裏側を紹介しようと思います。

 

 

茅葺き屋根を板金で囲ってしまった理由には、

 

いろいろな要素がありますが、

 

その一つにメンテナンスがあると思います。

 

板金で囲ってしまった方が雨水を

 

確実に防ぐことができますからね。

 

では、その裏側はどうなっているの??

 

もう茅は捨てちゃったのかな?? と思うかもしれません。

 

いえいえ、そんなことありません。

 

茅葺きをのこしたまま板金で囲っているので、

 

裏側は茅のままですよ。

 

 

上の写真を見て、何か気が付くことはありませんか。

 

そう、茅を一番近くで支えているのは、竹なんです。

 

もちろん、構造的フレームは木材ですが、

 

茅を留めているのは竹なんです。

 

その竹を留めている木材を叉首(さす)と言います。

 

 

この叉首(さす)を構造的フレームの小屋梁につき立てて、

 

棟で交差する部分を縄で縛って三角形のフレームを作っています。

 

今回茅葺きの裏側を見せてもらって、

 

改めて興味が深まった部分が下の写真です。

 

 

先ほど叉首(さす)は小屋梁につき立てると説明しました。

 

しかし、写真は小屋梁より奥に突き出た梁(片持ち梁)の

 

先端につき立てています。恐らく軒を深くしたくてワザと

 

梁を伸ばして、その先端に叉首(さす)を立てています。

 

 

 

日本建築がとても興味深く、おもしろいのは

 

この様に基本的な造りがあるのだけれども、

 

よく見ると一つ一つアレンジ(オリジナル性)があるのです。

 

何気なく見ていた日本建築も、ちょっと注意して観ると

 

そのオリジナル性を見つけられて、きっと嬉しい気分になりますよ。


『おばらのじかん』で紹介してもらってます。2020年01月31日

昨年11月に開催しました『とよたまちさとミライ塾2019』第3期。

 

小原地区にある川見薬師寺本堂の蝦虹梁を紹介しました。

 

その『とよたまちさとミライ塾2019』での活動が、

 

主に小原地区で配布されているフリーペーパー『おばらのじかん』

 

「小原の穴場名所」として紹介されました!!

 

 

とても嬉しいです!!

 

豊田市にある日本建築の魅力が多くの人に伝わると良いですね。

 

今年3月8日(日)にも3年目となる『WE LOVE とよたフェスタ2020』にて

 

豊田市の魅力とリノベーションのススメをパネル展示する予定です。

 

ぜひ、観に来てくださいね!