山城の足助城を見学してきました。2020年03月16日

愛知県には国宝・犬山城や

 

名古屋城など立派な天守閣と

 

言われるお城があります。

 

今回は、そんな大きなお城ではなく

 

山城・足助城に行ってきました。

 

 

 

 

山城とは、山地を利用した城をいいます。

 

このお城は発掘調査の結果15世紀後半から

 

16世紀後半の痕跡が見つかったそうです。

 

当初は、軍事空間的な役割のみが強かったです。

 

天守閣の様な派手さはないものの、

 

ドッシリした地に根差した雰囲気がありました。

 

そして、風とガレが注目したのが…… 屋根仕上げです。

 

 

 

薄くはいだ板を重ねて仕上げる杮葺きです。

 

板の大きさは、それぞれですが30cm ×30cm で

 

厚み4.5~6mm 程です。

 

そして材質は、耐久性のある木、水に強い木、はぎやすい木として

 

杉やさわらがよく使われているようです。

 

この杮葺きは、小口などを鉋で仕上げるため、

 

とても優雅な印象になります。

 

山城のドッシリとした中に、

 

杮葺きの優雅さで見た目の印象を

 

重々しいものにならない様にバランスが取れています。

 

犬山城や名古屋城とはまた違った味わいのあるお城でした。

 

そして帰り際に、山城・足助城のお城印もちゃんと購入しましたよ。