以前にも僕の大好きな建築家・サンティアゴ・カラトラバの作品を2つ紹介しました。
今回は3つ目の作品紹介します。スペインのメリダにあるメリダ橋です。
サンティアゴ・カラトラバは建築家なのですが、橋の設計をたくさんやっているのです。
橋の設計作品集ができるほどなんです。
このメリダ橋もカラトラバの代表作品です。
この作品は、ぱっと見ただけだと何の変哲もないアーチの橋なのですが、
よく見ると、橋の上部分の両端にごっつい感じでアーチを受けているコンクリートがあるのですが、
その下は他の部分の橋脚と同じ普通の橋脚で支えています。
一般的な橋だとそのごっつい感じでアーチを受けているコンクリートがそのまま地面まで伸びていて、地面に接地して橋を支えます。
メリダ橋はそれがない!!
だから、見ていてアーチがとてもスッキリとして美しく見えます。
また、手前に古代ローマの橋が残存しています。
古代のアーチ橋と現代のアーチ橋が技術の進歩を感じさせてくれます。
いろいろな事を考えて設計されていますね。
日本建築の魅力の一つに、職人の遊び心があると思います。
日本建築には装飾の為に何か部材を取付けることは、ほとんどありません。
各部材それぞれに建築としての役割があります。
それ故に、シンプルなデザインであったり、スッキリとしたデザインになるのだと思います。
そんな日本建築をよくよく目を凝らしてみると、職人の遊び心が入っています。
昨年末に完成引渡しをした物件で、お施主様に説明をして了解をいただいた施工部分に、
施工業者さんの提案でちょっと遊び心を入れてみました。
施錠するところを見ると、円形になっていますよね。
本来は建具の左側に角材を取付けて、建具止め兼錠受け材とするのですが、
建具周りをスッキリと見せたかったので、その角材をなくしました。
そうすると施錠することができなくなってしまうので、
錠受け材だけを取付ける必要があります。
その錠受け材に遊び心を入れていみた、という訳です。
今回は、良く見える部材でしたが、
日本建築よく見るとチョットしたところに遊び心の入ったデザインが見つかりますよ。
以前から夕食を作るのが僕の担当であることは、ブログでお伝えしていますね。
久しぶりに料理ネタのブログです。
実は、昨年末からぬか漬けに挑戦しています。
ぬか漬けは、ぬか床を仕込むところから始めます。
用意したのは、米ぬか、水、塩、かつお節、唐辛子、だし昆布。
これらを順番に混ぜていきます。
ぬか床は野菜の切れ端を入れて、1日1回混ぜながらねかせます。
3週間ほどねかせると、ぬか床が出来上がります。
ぬか床ができたら、好きな野菜を漬け込んでぬか漬けを作ります。
今回、最初につけた野菜は、1つは季節の野菜で定番のかぶ。
もう1つは季節の野菜ではないのですが、
ネットで調べた時に美味しそうだったので、みょうがを漬けました。
ぬか床ができたころは既に12月中頃でしたので、
漬け込む時間は夏に比べて長かったのです。
出来上がりは、ちょっと早かった感じでしたが、まずまずでした。
漬け込んでから、食べ頃を見計らって取り出すタイミングが難しいですね。
ぬか漬けは乳酸菌に働きで出来上がるので、ほのかに酸味のある漬物です。
少しヨーグルトに近いのような香りがします。
これからも塩分の取りすぎにならないように気を付けながら、
いろいろな野菜に挑戦してみようと思います。
新年あけましておめでとうございます。
昨年もおかけ様で、楽しい一年にすることができました。
今年・2024年もみなさんと楽しく、笑顔いっぱいの1年となるように、
また、風とガレとしても大きく前進できる1年となるように頑張ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。